妊娠前の体作り

妊娠・出産は女性の人生の中でも最も大きな体の変化を経験する出来事です。

自分1人だけではなく、赤ちゃんのことも気遣って生活をしていく必要があるので、できるだけ健康な状態で妊娠期間を過ごすようにしましょう。

また、すぐにでも赤ちゃんがほしいと思っていても、体調が悪ければ妊娠しにくくなってしまい、なかなか赤ちゃんを授かることができないということもあります。

元気な赤ちゃんを産むためにも、妊娠前の体づくりはとても大切なものになってきます。

女性の社会進出と妊娠
最近の女性は結婚後も仕事を辞めずに結婚前と変わらずバリバリ働く人も増えています。

女性の社会進出はとても良いことですが、仕事が原因で起こるストレスには注意が必要です。

ストレスは女性ホルモンのバランスを崩す原因のひとつにもなっています。

過度なストレスはホルモンバランスを崩し妊娠の妨げにもなってしまうので、できるだけストレスをためないようにし、休日はしっかりと休みをとって上手にストレス解消をすることをおすすめします。

妊娠中の運動不足
また、運動不足は肥満や血行不良を招きやすくなってしまいます。

肥満は高血圧の原因ともなるので、妊娠後に妊娠高血圧症候群になりやすいともされています。
妊娠高血圧症候群になると、お母さんの体だけではなく赤ちゃんにも悪影響を与えてしまいます。

妊娠中の冷え性
そして血行不良は冷え性の原因となります。
冷え性がひどくなると、子宮や卵巣の機能が低下してしまうので妊娠しにくい体になってしまうこともあります。

妊娠前にはできるだけ体を動かすようにして、肥満や血行不良などの予防に心がけましょう。

妊娠中に絶対とりたい栄養素 葉酸
妊娠前の女性にすすめられているのが、葉酸の摂取です。

葉酸とはビタミンB郡の一種で、無脳症や二分脊椎等の先天異常から赤ちゃんを守る効果がある栄養素です。

また、造血効果があるのでお腹の中の赤ちゃんが栄養不足になることやお母さんが貧血になることも予防することができます。

このように妊娠中にとても心強い葉酸ですが、妊娠初期から必要となってくるため、妊娠してから慌てて摂り始めても遅いと言われています。
できれば妊娠を考え始めたらすぐにでも葉酸を積極的に摂るようにしましょう。

ところが調べてみると、妊娠前だけではなく妊娠してからも葉酸は非常に有効な栄養素で積極的にとった方が良いもののようです。

最近は葉酸サプリなどもたくさん登場しています。
葉酸サプリだったら毎日決まった量を飲むだけなのでとても簡単です。

仕事と家事の両立で忙しい毎日を送っていると、ついつい外食をしてしまったりファーストフードに頼ってしまったりと、葉酸のことまで考えた食生活を送るのが難しいものです。

そんな時には、葉酸サプリの力を借りて妊娠前に必要な量の葉酸サプリを摂るようにしましょう。

妊娠中のマイナートラブル

待望の赤ちゃんができると誰もがとても幸せな気持ちになります。
ほしいと思い続けてきた赤ちゃんがやっとできた…気持ちはとてもうれしいのに、その反面どうも体調がすぐれない、気持ちが沈む、そんな状態になってしまう女性はわりと多いのです。

妊娠すると女性ホルモンのはたらきによって、体は様々な変化を感じるようになります。
また、代謝が変化したり自律神経が乱れたりすることが原因で、妊娠前には感じたことが無かったマイナートラブルを経験するようになり、妊娠初期から不快感を感じる女性がたくさんいます。

では、妊娠中のマイナートラブルにはどのようなことがあるのでしょうか。

つわり

いちばん知られているのがつわりです。

妊娠3カ月あたりからつわりを感じ始める女性が多く、吐き気が続いたり実際に吐いてしまったりします。
妊娠中には貧血にもなりやすくなります。貧血を防ぐための栄養素、葉酸もサプリなどを上手に利用して摂るようにしましょう。

頭痛や不眠なども、よく見られる症状です。
原因不明の頭痛が続いたり、夜、寝つきが悪くなってしまったりするため、精神的にも不安定になりやすくなります。

マタニティーブルーという言葉にもあるように、赤ちゃんが生まれてからきちんと育てていけるのかなど、出産後の様々なことが急に不安になり気分が落ち込んでしまう女性もいます。

便秘

また、妊娠すると便秘に悩む女性も増えます。

ホルモンバランスの崩れに加えて、食べ物の嗜好にも偏りが出やすくなり、野菜不足や水分不足が原因で便秘になりやすくなります。

妊娠初期は体調の変化によって気分もすぐれなくなります。
疲労やストレス、運動不足が続くことも便秘の原因のひとつです。

妊娠中はできるだけ多くの水分を摂るようにし、少しでも気分がいい日には野菜やヨーグルト、食物繊維を摂ることを心がけましょう。

お腹の赤ちゃんが大きくなるにつれてつわりは収まってくるものの、今度は大きくなった赤ちゃんを支えることで腰痛や背中など、体の痛みが現れてきます。

頻尿や尿失禁

また、膀胱を圧迫されることから頻尿になったり尿失禁を起こしたりというトラブルもあります。

妊娠線

もう一つ、女性を悩ませるマイナートラブルのひとつに、妊娠線というものがあります。

お腹が急激に大きくなるためにお腹の皮膚が追い付かず、真皮が避けてしまう妊娠線は、お腹に赤い線がたくさん浮き上がってしまうこともあります。

妊娠線をできるだけ少なくするためにも、妊娠したらできるだけ早い時期から妊娠線予防クリームなどをお腹に塗って、皮膚の乾燥を防ぐようにしましょう。

妊娠中の体重管理で気をつけていたこと

「妊娠したのだから、赤ちゃんのためにもたくさん食べるようにしなくちゃ。」

「赤ちゃんがお腹の中にいるのだから、体重が増えても気にすることはないわ。」

そんな風に思って、何も考えずどんどん食べてしまったりしていませんか?

妊娠中の体重増加のリミット

妊娠中はどれぐらいまで体重が増えていいのか、知ってますか?

妊娠するとお腹の中では毎日のように赤ちゃんが大きくなっていきます。
更に羊水、胎盤、血液などの量が増え、乳房も大きくなります。

ですからもちろん妊娠すると体重は増えますし、必要なことでもあります。

でも、だからと言って限りなく体重が増えていいということにはなりません。

妊娠後期に赤ちゃんが十分育つ頃の母体の体重増加量の目安は、8キロから12キロ前後と言われています。

これ以上体重が増えてしまうと妊娠高血圧症や難産など、様々なリスクが高くなってしまいます。

反対に体重増加量が7キロ未満の場合は、低出生体重児になってしまうリスクがあります。

妊娠中はできるだけ体重管理をして、妊娠中や出産時に起こるトラブルを予防するようにしたいものです。

妊娠中のダイエットはおすすめしない

体重管理と言っても、過激なダイエットはおすすめできません。
食事を減らしたり抜いたりすることは、赤ちゃんに栄養が足りなくなるだけではなく、お母さんも貧血を始めとした様々な体調不良を起こしやすくなってしまいます。

規則正しい生活を送り、3回の食事を決まった時間に食べるようにしましょう。
赤ちゃんの成長に必要とされている葉酸などの栄養素は食事だけでは十分に摂るのが難しいものです。

時には食事と共にサプリで栄養を補うこともおすすめです。

妊娠中はどうしても偏食になりがちです。『突然フライドポテトばかりを毎日食べたくなった』というある女性の話を聞いたこともあります。

たまには好きなものを食べてストレス解消をするのも大切なことですが、普段の食生活はできるだけバランスの取れたものにし、肥満や便秘などのトラブルを招かないようにしたいものです。

妊娠中のダイエット 運動

もう一つ、妊娠中の体重管理として大切なものに運動があります。

運動をすることで肥満を防止でき、便秘や血行不良の改善にもつなげることができます。
もちろん、運動と言ってもジョギングなどのハードなものではありません。

体調の良い時にウォーキングをしたり、安定期に入ったらマタニティスイミングやマタニティビクスなどを始めてみるのも良いでしょう。

適度に身体を動かすと体重管理だけではなく、ストレス解消をすることもできます。
ホルモンバランスの乱れによって気持ちが沈みがちになりやすい時期ですから、軽い運動をして明るい気持ちで毎日を過ごしましょう。

出産前…というより妊娠前にやっておけば良かったこと

出産を目前に控え、楽しみなような心配なような日々が続いています。
出産前にもっといろいろな準備をやっておけたんじゃないかなと思うこともたくさんあります。

妊娠前から葉酸を飲んでおけばよかった

私は葉酸という成分のことをよく知りませんでした。
葉酸は赤ちゃんの成長に欠かせない成分だそうですね。

本当は妊娠する前から葉酸をきちんと摂っておく必要があるそうですが、私はあまり葉酸のことを意識せずに、妊婦時代を過ごしてしまいました。

もしも赤ちゃんが育つ段階で葉酸が不足すると、赤ちゃんの成長に影響も出てしまうとのことで、できれば早めに葉酸サプリを飲んでおけば良かったと思っています。
葉酸は授乳中も必要だということなので、これからはきちんと葉酸サプリを飲んでおこうと思っています。

体重管理をもっとしておけばよかった

また、出産前にもっときちんと体重管理をしておけば良かったとも思っています。
私はわりとつわりが重い方でした。

お腹がすいていても、何かを食べても気持ち悪くなってしまい、ピーク時にはあまり物を食べることができませんでした。
でも、妊娠5カ月あたりから急に楽になりました。

そこからの私の食欲は本当にすごいものでした。

これまでの分を取り戻す勢いで、栄養バランスのことなど考えずにお腹がすくたびに好きなものばかりを食べていたので、妊娠8カ月を迎える頃には病院で、体重が増え過ぎだと言われてしまいました。

慌てて食生活を見直したりウォーキングをしたりしましたが、出産はちょっと大変かもしれません。

体重が増えすぎると妊娠高血圧症になったり、出産の時に難産になったりと、様々なトラブルがあるんですよね。
出産前には栄養バランスを考えた食事を中心にし、適度に身体も動かすべきだったと思っています。

妊娠線ケアをさぼっていて後悔している

もうひとつ、やっておけばよかったと思っているのが、妊娠線のケアです。

妊娠線というものがあることは知ってしましたが、まさかあれほど突然にできるものとは知らず、のんきに構えてクリームも塗らず何もせず過ごしてしまいました。

お腹が大きくておへその下まではあまり見ていなかったので、いつから妊娠線ができていたのか定かではありませんが、ある日お風呂に入る前に鏡を見てビックリしました。

妊娠線がたくさんできてたんです。

妊娠線予防のクリームは乾燥防止の効果もあって、お腹が急激に大きくなる時期に塗っておかないと、出産後に塗っても既に妊娠線ができてしまっているので、効果が無いそうです。

こうして考えると、本当に私はズボラな妊婦だったなあと反省ばかりです。
出産前にやっておけばよかったと思ったことを、次の赤ちゃんを授かった時にはきちんと実行するつもりです。

いよいよ出産!私の出産体験談

初めての出産は本当にとまどうことや驚くことばかりで、貴重な体験でした。ここでは私の出産体験記を書かせていただきます。

はじめての出産は破水からはじまった!

つわりが重かったのと、少し体重が増えすぎたこと以外は、それほど大きな問題も無くわりと順調に妊婦時代を過ごしてきました。
赤ちゃんもお腹の中ですくすく大きくなって、妊娠後期にはお腹をどんどん蹴っ飛ばして来て、痛いくらいでした。

予定日当日にはやっぱり生まれませんでした。まだかな…と不安と期待を持って数日が過ぎました。

予定日から5日ほど過ぎた朝方、お腹のあたりが冷たいと感じて目が覚めました。初めての感覚で「あ、これは破水だ」と思った私は、夫を起こして車でかかりつけの産婦人科まで連れて行ってもらいました。

夫は仕事を休めないと言い、会社に行ってしまいました。代わりに母が来てくれたので、心強かったです。

産婦人科に到着

その後産婦人科に着いてからしばらくは陣痛らしき陣痛が無く、母が持ってきてくれたおにぎりを食べたりして、部屋で過ごしました。
この時はまだまだのんきに過ごしていました。

その後、陣痛室に移動し、陣痛促進剤を投与してもらうと、なんとなく少しお腹が痛いような気がしてきました。
最初は生理痛のような感じだったので、がまんはできる程度でした。母としゃべったり本を読んだりする余裕もありました。

それから1時間ぐらいしたあたりから、痛みは徐々に本格的になってきました。
心の準備もないのに急に傷みが変わってきたのは促進剤を打ってから2時間ほどたったころでしょうか。

もう、時間などあまり覚えていないのですが、とにかくものすごい痛みが来ました。それこそ、今まで経験したことの無い痛みです。
母が腰をさすったりしてくれますが、全く効果がありません。

いよいよ分娩室

※LDRにあきがなかったため分娩室でした(T_T)
こんなに痛いのに、陣痛室から分娩室へ歩いて移動しろなんて…と思いながら、よろよろと分娩室へ行き分娩台になんとか登りました。

それからはとにかく痛みとの戦いです。いきみたいのに先生からもう少し我慢してと言われてしまい、この時がいちばん辛かったです。
早くいきんで終わりにしたい、帝王切開にしたいと、いろいろなことを思っていました。

そうしてようやくいきんでも良いと言われ、とにかく全力でがんばりました。
母や先生の励ます声が聞こえる中、必死でいきんでいると突然「生まれましたよ」の声が聞こえて、そのあと赤ちゃんの泣き声が聞こえてきたんです。

後で聞いたところによると、促進剤を投与してから6時間ほどかかったとのことでした。
私にはもっと長い時間に思えた痛みの時間でしたが、赤ちゃんの顔を見ると、痛かったことも忘れられるから不思議です。